Story私たちのお茶づくり

私たちについて

食べる人の笑顔、生産地の持続性、地球環境を大切にしたいという想いで、南タイより大好きな京都和束町に移り住み、夫婦2人でお茶とお米を栽培しております。

私たちについて

食べる人の笑顔、生産地の持続性、地球環境を大切にしたいという想いで、南タイより大好きな京都和束町に移り住み、夫婦2人でお茶とお米を栽培しております。

自己紹介Introduction

代表のJackは、天然ゴム農園が広がる南タイの村で育ちました。天然ゴムは換金作物で、その日収穫したゴム樹液を買い取り業者に販売し、現金収入するとそれでおわりです。自分の栽培ストーリーも伝えることができなければ、価格も日々変動し、価格を決めることもできないという状況を日々見てきました。

京都和束の茶畑で畑仕事をするJack
京都和束の茶畑で畑仕事をするJack夫婦

16歳から様々な国際ボランティア活動を通し、農業・環境問題・地域活性・福祉に携わる中で、農業は自然環境に影響を与える仕事であり、持続可能でより生産的な農業の実践を目指したいと思うようになりました。

その後、NPOでのコーディネーターや、支援学校でのホースセラピー等の経験、“足るを知る暮らしを創る”をテーマに森での生活の後に、日本京都府和束町にてお茶米栽培に出会い、お茶と米であれば、自分で生産した作物を自分の想いを乗せて直接お客様へ届けることに挑戦できると思い、お茶とお米栽培を学びました。農薬・化学肥料に頼らない栽培方法は時間と労力を費やしますが、安心できるお茶とお米を届けるために、自然とも対話しながら栽培し、やりがいを日々感じ取り組んでいます。

3つの目標Our three goals for growing tea and rice

食べる人の笑顔

私たちが心を込めてつくったお茶を飲んで、ごはんを食べて、笑顔になって欲しい。
美味しさはもちろん、安全で、健康で、食品のストーリーも感じられるお茶・お米です。

農薬・化学肥料不使用栽培で体に安心

健康な土づくり・堆肥づくりを日々行い、自然と共存 京都無農薬宇治茶ジャックファーム

健康な土づくり・堆肥づくりを日々行い、お茶の木自身の力を育て、自然と共存しながら栽培しているお茶、お米ですので安心してお召し上がり頂けます。

玄米茶に入る「玄米」もjackfarmで作った無農薬の玄米です。

シングルオリジン(単一農園)のお茶、お米を楽しむ

シングルオリジン(単一産地)のお茶、お米を楽しむ jackfarm

jackfarmで販売している全てのものは、私たちの田畑で作っています。
どこの畑から、誰がどんな想いで栽培しているかを知ることができるお茶・お米なので、その土地特有の風味を存分に味わっていただけます。

体を整える、緑茶・抹茶・玄米・ライスベリーの効果

体を整える、無農薬お茶・抹茶・玄米の効果

緑茶にはポリフェノール、L-テアニン、カテキンといった抗酸化作用をもつ物質がふんだんに含まれ、数あるお茶の中でも体調を整え、美容と健康に嬉しい飲み物とされています。

また、玄米や抹茶も栄養価が高く、世界的に注目を集めています。jackfarmで作っている「ライスベリー」も同じく、アントシアニン、カロテノイドなどの健康成分を多く含むスーパーフードとして注目されています。

生産地の持続性

歴史ある和束の田畑を手入れして残していく

歴史ある和束の田畑を手入れして残していく

800年の宇治茶生産地の歴史がある京都和束町。京都で一番の茶葉生産量を誇り、宇治茶全体の41%を占めています。
和束町はその品質から全国有数の高級茶の一つに数えられています。

その和束町では高齢化により離農者が増える一方、若者の都市への流出、田畑の耕作放棄地が増加しています。
和束出身ではありませんが、和束が大好きな地球人の一人として、歴史ある茶畑・田んぼを地球環境に負担をかけない方法で維持し、国内外に発信することで、次の世代に繋いでいきたいという想いがあります。

地球環境に負担をかけない

地球に住む一住民として「農薬・化学肥料不使用」

「農薬・化学肥料不使用」の自然栽培のお茶

地球環境の保全として、基本となる「土」。jackfarmの活動はまず農薬・化学肥料は使用せず、土を自然な状態にもどすことから始めました。
土の状態をよく観察し、土壌生物が活発に生命活動を行える環境を整え、健康な土づくりを行っています。

お米には自家製堆肥(米ぬか、腐葉土など)を使用しますが、お茶は堆肥も使用しない「自然栽培」。土とお茶がもつ本来の力で育っています。

watsuka

栽培について

Jackfarmは和束の自然な環境で、作物本来の力を発揮させる農法を採用しています。
農園は全て、農薬・化学肥料不使用栽培です。

茶(緑茶・紅茶・抹茶)

自然栽培

農薬を使わないだけでなく、有機肥料や堆肥も使わず、雑草も抜かず、健康な土壌と作物本来の力で育てる農法です。
緑茶は有機JAS オーガニック認定を取得しています(荒茶)。緑茶以外も、認証は取っていませんが、同じ茶葉です。
米(ライスベリー・ヒノヒカリ)

農薬・化学肥料不使用栽培

農薬を使わず、有機肥料(自家製の米ぬか、自家栽培のモミなど)を使用した農法です。
ライスベリーは玄米で販売。ヒノヒカリは炒って「玄米茶」の材料として使っています。

なぜ無農薬なのかWhy?

農薬を使わないというのは、農業を始めた当初から決めていた事で、私たちにとって当たり前の事でした。 できるだけ地球を良い環境でつなげたいという考えは昔から持っていて、その延長での農薬不使用栽培です。
ですのでJackfarmでは創業当初から今まで、一度も田畑に農薬も化学肥料も使用したことはありません。

京都和束農薬不使用栽培 茶
京都和束農薬不使用栽培 茶 米

Jackfarmの茶の収穫回数は年に1回。一般的には年4回(1番茶~4番茶まで)ですが、自然栽培でのお茶の収穫は1度しかできません。
春の収穫後、茶葉は切り落としてしまいます。土に循環させ、翌年までお茶の木が育つのを待ちます。収穫回数は減りますが、作物本来のパワーを持ったお茶になります。

Jackfarmの茶葉の色は、キラキラと輝く黄緑色です。
実はこれは一般的な茶葉の色より薄く、旨味不足と呼ばれる状態。ここで、肥料などで旨みを足すのが主流ですが、jackfarmでは黄緑色の茶葉のまま育てます。
茶葉の本来以上の旨みは出ず、濃い緑にはなりませんがお茶の葉本来の野生的な旨みを、多くの方に好んでお飲みいただいています。

さっぱりとした味わい、甘みと渋みの融合をお楽しみいただけます。スッキリとし、次の一歩を進みたい時に。

農薬・化学肥料不使用栽培が整うまでHow?

以前は別の農家さんが通常のお茶栽培を行っていた土地でしたので、jackfarmの農薬・化学肥料不使用栽培への切り替え中は多くの苦労をしました。
人間で例えると、お薬と栄養ドリンクがどちらも急に無くなった状態ですので、病気になりやすく、創業当時は収穫ができないこともありました。

京都和束農薬不使用栽培 茶
京都和束農薬不使用栽培 茶 米

毎日畑に出て、お茶の様子や土壌の様子を根気強く観察しました。とにかく畑の状態を見ながらお茶が元気になるように工夫しました。(この試行錯誤は、現在も続けています。)

植物の力は驚異的で、3年ほど続けるとお茶により野生的なパワーが出てきて、安定した収穫ができるようになりました。 お茶本来の力が強くなったようで、自然栽培でも自力で病気になりにくいお茶に育ちました。更に、年々強くなっているように感じます。